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想像して考える。
物事の捉え方は人それぞれ。
私は優しくしたいと考える。
優しくするには技術がいる。

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それは勉強すれば身につくわけでもなく。

常に相手の立場になって相手の考えを受け入れてから提案していこうと思う。
相手の考えに明らかな間違えがみてとれても否定はしない。
間違えは正すときとそこまで必要がないときってあると思う。
そんなのも笑いに変えながら全て受け入れていこうかなと。

そういうケアがしたい。


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私が認知症になったとする。
いろんなことがわからなくなって頭が混乱しているときに正論をぶちかまされて何だか上から楽しそうに物事を言う職員にはなりたくない。
『この人、なんか嫌』
ってなりそう。
混乱している気持ちにも寄り添ってほしい。
それらを相手に伝えるにはやっぱり身体に触れて目線を合わせてほしい。
何でも優しい笑顔で包みこんでもらえたら
『この人なんか好き』
って思ってくれるんではないかな。
空気感が大切かなと。

そんな想いが伝わっているかいないか。
認知症疾患の方と信頼関係を気づけているといざおこなうケアに対して拒否は生まれないものと考える。(いや、稀にあるな。笑)

実際、認知症の方は大なり小なり正常な判断をすることが難しくはなっているが、人を見ることに関しては根底にしっかり判断基準を持っている気がしていて。

ただ優しいだけではいけなくて。
優しくするには技術がいるのだ。

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その感じを言葉にして説明するのも難しくて後輩くんには話しをしたことないけど、体現するから見て感じてほしい。

私もまだまだ理解できていない部分がたくさんあるけど、色んな場面から見落としがちなことに意識を向けて考えていきたい。

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普段の私とは少し違う。
でも私が実践している認知症ケア方法。

18年目の気づき。