tsungaru yasashisa

今の地域密着型通所デイサービスに勤めてから1年1年があっという間に過ぎ現在丸7年。

今月で8年目となります。

こんなに長く1つの場所に勤めたことは無くてですね。

私にとっても居心地が良いのだなと感じています。

スタッフは全員で6人と少ない中で毎日助け合いながら頑張っています。新人の頃は休みの日に施設に行き仕事をすることを面倒くさいな。と思っていた私。

オンとオフをしっかり分けたい派でした。

今のデイサービスではそう思うことは不思議と無く休みでも近くに住むお一人暮らしのご利用者様宅を通ることがあればちょっと中を覗いてみたりして。

今度はデイサービスのお庭に咲いているお花を持って行ったら喜ぶかな。とか考えてしまうのです。

私が勤め出して4年目ほどの年に大雪に見舞われたことがありました。

f:id:tamagonokimichan:20210713234041j:image

デイサービスはその日、営業していましたが、降り続く雪の量とスピードを見て規定の時間より早く帰ることにしました。

ご利用者様をご自宅まで送っていく道中も雪が積もりに積もり、送迎車が入っていけない小道や途中、車のタイヤが雪に詰まり動かなくなる事態となっていたのです。

f:id:tamagonokimichan:20210713234119j:image

私は車を出て降りしきる雪の中、素手で後ろから押し、運転手がアクセルを踏む。

そんな事をしていたら送迎車に記載されているデイサービスの名前を見たおじさんがこちらに近づいてくるのがわかりました。

私の横に並び、一緒に車を押してくれたのです。

『以前、こちらのデイサービスを利用していた家族のものです。その説は良くしてくれてありがとうございました』と感謝の気持ちを話してくださいました。

おじさんが手伝ってくれたおかげでどうにか車も動き私はこのデイサービスに勤めることができてなんだか誇らしく嬉しくなったものです。

また別の年の冬の夜。

f:id:tamagonokimichan:20210713234523j:image

降りしきる雪は翌朝には止みましたが道路に積もり川越市民は皆いっせいに雪かきをして足元の安全確保へと性を出しています。

f:id:tamagonokimichan:20210713234142j:image

デイサービスもこの日は休みとなりスタッフ総出で一日中雪かきDAY.

f:id:tamagonokimichan:20210713234718j:image
f:id:tamagonokimichan:20210713234704j:image

 

社長は別件で姿が見当たらない日でしたが、次の日デイサービスで平家に住むお一人暮らしのご利用者様をお迎えに行った時、『昨日、あんたんとこの社長さんがうちの玄関前を雪かきに来てくれたんだよ』と感謝の言葉を口にされ私は心の中でこう呟いた。

社長、さすがやんけ。

f:id:tamagonokimichan:20210713233741j:image

地域密着型デイサービスである意味を。

私にとってこの居心地のよい場所から小さなことでも発信して少しずつ少しずつ地域ぐるみで繋がっていけたら良いな。なんて思っています。

優しい気持ちがまた優しさを生む世界に。

f:id:tamagonokimichan:20210713234733j:image

SHIRUKOTONOIMI

皆様、おはこんにちばんは。

f:id:tamagonokimichan:20210601203339j:image

突然ですが1ヶ月ってあっっという間に過ぎますのね。私の気持ちはもう7月に向いています。厳密に言うと7月のボーナスに頭を持ってかれています。前回のブログ更新から早くも1ヶ月と時は経ち、、今日はふと私が新卒で入職した特別擁護老人ホームで学んだことについてお話ししますね。

平均介護度4と重度の方が入居されていました。50人ほどいるご入居者様の中、介助無しで歩ける方は1人。寝たきりの方がほとんどです。

発語は無く私が働き出してから一度も声を聞いたことがない方もたくさんいました。むろんその方達は終日寝たきりで食事も経口摂取が不可能な為、体外から消化管内に通したチューブを用いて流動食を投与する経管栄養でした。

私はある日、寝たきりaさんのベッドをギャッジupし看護師さんが耳掃除をしているところに立ち会いました。ものすごい耳垢が取れ私達の声かけにほんの少し反応してくれたように感じた。

あれ。すごい。

介護経験も浅く右も左もわからない状態の私はこの方は喋らない方。とどこかで決めつけていました。しかしものすごい垢の塊りだな、、と同時にハッと。

もしかしたら私の声は小さくてこの分厚い垢に遮られ聞き取りづらかったのかな。そう思い翌日から大きくゆっくりわかりやすい言葉で伝えるようにしました。それから時間を見つけては寝たきりの方達の耳掃除を気をつけてみていくことが習慣になりました。現に話し方や声のボリュームを変えるとこっちを見てくれたりする方もいて嬉しくなり、ただ話せないんだ。と納得するのではなく、なぜ話せないのか。良くなる手段はないか。考える頭をこれからは持ちたい。そう思ったものです。

f:id:tamagonokimichan:20210601203232j:image

別の寝たきりの方bさんは声かけに対して返事はないもののまばたきや表情で伝えようとしてくれているのかな?と感じとれる瞬間がありました。朝、ホットタオルでお顔を拭いていると私の顔を丸い目をして見ています。

『あれ。〇〇さん、タオル熱い?』

まばたき。

『わたしの話すことわかりますか?』

まばたき。

働き出して1年半経ったところで、もしかして。とその動作に気づけたのです。その場で『ごめんね』と口に出した。タオルが熱くてごめんね。の意味以外でも謝りたかったのかもしれないです。介護士として働き出し連日環境の変化や仕事を覚えるのに必死でした。まるで先輩に教わったことや情報シートに載っていることだけが全てと思っていました。そうではないんだ。自分からどんどんアクションを起こし知っていかなくてはならないんだ。

我ながら遅すぎると自分の視野の狭さに申し訳なく思いましたが気づかせてくれたbさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

f:id:tamagonokimichan:20210601201216j:image

たくさん選択肢のあるお声がけをしていかないと話しが自らできない方にとっては意志を私達、介助する側に伝える手段がない。

相手の立場になって細かな部分を考えられるようになりたいです。後輩から『それはまだ教わってないです。』と言われることがあるのですが、教わるだけが全てではない。考えて行動してみる。だけど不安な時は先輩に相談することを忘れないで。とよく話しをしています。知ることは介助の幅が広がる・その方の出来ることの可能性が広がるのではないかな。

新人時代、受け身だった私が様々な体験を元に積極的になった瞬間です。

介護現場は実際、身体もメンタルも大変な事は多いと思います。だけどそんな環境下でも小さな喜びを見つけて活力に繋げたいじゃないですかね。冗談も言って笑っていたい。大変なことばかりではないのも事実。

介護士

結局、最後に問われるのは良心なんだと思います。

たくさん知ることを怠らないぞ。

f:id:tamagonokimichan:20210601202156j:image

 

totsuzen no houmonsha

『すいませ〜ん』

いつも開けっ放しにしているデイサービスの玄関口から誰かの声がしました。

扉を開けると中学生2人組。

一人は物事をハキハキ話すハキハキboyでもう一人は体格は良いもののモジモジと恥ずかしそうにしていたモジモジboy.

真新しい制服に身を包まれていたので、この春中学生になったばかりの子達かなと想像。

『どうしました?』

野球ボールが誤ってデイサービス敷地内の庭に入ってしまったので取らせて欲しい。とのことでした。

車が何台か置かれている車庫の扉からお庭へ案内すると、ハキハキboyがさっそく

『わわ、すごい高そうな車がたくさんある。すごいぞ』

と呟かれました。

おっ。なんだか感心。よくその年齢で車の値段が高いってわかるな~。

普通わかるのかな。

院長先生一家は皆、ベンツを愛用しているのですが、デイサービスの車庫に停まっている車がベンツだとわかったのはつい最近のこと。

ただただ車に無頓着だった私はベンツのエンブレムを覚えることに成功したのでした。

お庭に入るとその広さと小さな池にびっくりしたのか、ハキboyが興奮したようにまた呟かれています。

『なんだ!ここは!すごいぞ。見てみろ。こんなところに池がある!』

後ろを歩くモジboyに話しかけていますがモジboyは犬に近寄られて怖がっている真っ最中。

『わわっ!犬だ』

f:id:tamagonokimichan:20210427194352j:image

初めてモジboyが喋りました。

 

お庭からデイサービス室内も見えるので、中を横目で見るとご利用者様達が珍しいお客様だわ。とこちらを興味津々に様子を伺っていました。

ちょうど院長先生宅敷地内では依頼していたガーデニング作業が行われており、その後も饒舌にハキboy。

『ここはなんなんだ!』

なんだか私はこの珍しいお客様が面白くて良い刺激を頂きました。

ボールも無事見つかり帰る2人を見て私はふと思う。

こんなにお喋りできる学生さんがボランティアで来てくれたらご利用者様達も楽しいだろうな。学生さんも楽しめるきっかけ作りとして何か提案できたら良いな。

一刻も早くコロナが終息に向かいますように。

f:id:tamagonokimichan:20210427192045j:image

TSUNAGARU

先日、中院でお写真を撮ってくださったおじいさんからお手紙とプリントされたお写真がデイサービスに届きました。お手紙は奥様が代筆されておりおじいさんは普段デイサービスを利用されているみたいです。 デイサービスで実施している絵手紙作りにハマっていると書かれており、その時作ったであろう絵手紙も同封されていました。

f:id:tamagonokimichan:20210410005835j:image

『コロナに負けずにがんばろう』

おじいさんの人柄が伝わってくるとても素敵な絵手紙に心が暖かくなりました。

よし。お返事を書くぞ。

f:id:tamagonokimichan:20210410010306j:image

出会いは様々。

ふとした出会いに感謝をし大切にしていきたいと思います。

 

CHIIKIMICCHAKU

本日はお昼から暖かくなり桜の開花に勢いをつけてくれましたね。

川越は中院の枝垂れ桜が早くに咲きます。

満開ではないものの見頃でしたのでデイサービスのご利用者様と一緒にほんの少し見に出かけました。

カメラを持って桜の撮影や記念写真を撮られている方。皆それぞれ想い想いに楽しまれています。

f:id:tamagonokimichan:20210316224723j:image

その中でも私の視線の先にいましたのは歩行器でゆっくり歩きながらもデジタル一眼レフカメラを持っていたお爺さんでした。

なんだろう。

すごく優しい雰囲気が出ております。

歩行器無しでは歩くのがおそらく困難ながらにも写真を撮られるのが好きな方なんだろうなと感じたのです。

ここで余談ですが、私はすぐに人のことを見てしまう癖が昔からあります。その中でも特に興味深い仕草や行動をしていようものならガン見です。

電車に乗った際、本を読んでいる女性がいまして車内で本を読むことが苦手な私は凄いなと感心してチラッと見たのですよ。そうしましたら両鼻の穴にティッシュをおもいきり詰めていて、もうこれはチラッとでは済まなくなりそこから私の視線はロックオンですよ。

友人には日頃から

『きみちゃん、見過ぎ!』

と注意を受けたりもします。

おっと、

話が逸れましたね。

そんなこんなで今回も気になるカメラお爺さんから目が離せなくなっていますと、やはり当人様と目が合うんですよね。

ご利用者様と私合わせて3人。図々しく、あの良いカメラで写真撮ってもらいたいね。

とわざと大きく話してみる。

気づいてくれましていそいそとカメラを構えてこちらに向かって歩いてきてくれました。

f:id:tamagonokimichan:20210316225013j:imagef:id:tamagonokimichan:20210316225201j:image

わーい。

心の中でそう思った。

たくさん撮ってもらいました。

『写真にして送りますので住所を教えてください』と言ってくださったのでデイサービスの名前をお伝えすると奥様らしき方が見えて、デイサービスの事を知ってくださっていました。

何やら奥様は傾聴ボランティアさんを川越市内でされている方ということがわかりお話にも花が咲きました。

自己紹介もしてさっき会ったばかりの方と名前を呼び合う何とも不思議な出会いです。

地域密着型。デイサービスに限らず地域に住われているご高齢の方達ともお近づきになれたなんとも嬉しい日となりました。

TOGARI JIDAI

唐突ですが、現在の私は大変大らかになっている状態です。

お調子者も良いとこ。度が過ぎていたのです。

優しいとか穏やかなどよく言われますが昔はそんなこと無かったと思うのです。

 

今から遡ること15、6年前。

新卒で入った特別養護施設での出来事。
大型新人として入った私(上の人からやばい娘がいると言われていただけ)はその日、早番でした。
7時には業務が始まり夜勤者の朝業務を手伝うところから動くという夜勤明けのスタッフには超欠かせない存在の早番。

私はすごい遅刻をしてしまったのです。
9時、、寝ぼけ眼でふと目が覚めた。
電話が鳴っていたのだ。夜勤者の同期からの電話で起きた。
9時ー!!!
状況を把握したら心臓が一回止まりそうになった。
『すぐに行きます!』

そう答え飛び起き洋服を着た。
職場までは自転車で25分くらいの場所であり、急いでこいだら20分で着く。

やばいやばいやばいやばいんですけどー!

と焦りまくる私はなぜかタクシーで行くのだ。
自転車だと必ず踏切を通らなければならないのですが、この踏切が開かずの踏切と言われていまして10分はざらに開かないのです。それを考え踏切を渡らなくても良い道まで走りタクシーを拾ったのでした。
今ならあの頃の私に言ってやりたい。
その選択は間違ったぞ。と。

なぜなら違う施設に連れて行かれるからだ。

運転手のおじさん、いや、おじいちゃんの馬鹿野郎。金返せ〜。時間返せ〜。
そう思った若かりし頃の私は自分が悪いことを棚に上げて運転手にワナワナし、余計なロスで遅刻している時間をさらに上書き更新をすることになった。

9時40分頃着いて業務に入る前に謝れる人に謝り担当ホールへと向かう。
そこで仕事を取り戻すべく業務をしていたら、、
その施設の主任が怒りを静々と態度で表していたのです。

最後に主任にも謝りに行くと

『言うことはそれだけ?』

と言われよく考えて

『はい』

と言うと

『スタッフみんなに謝ってきな』

と言われました。

『もう謝ってきました』

と口答えする始末の私はその瞬間きっと後輩にしたくないNo.1に輝いていただろう。

だがしかし1度やったら次は無いと肝に銘じ遅刻をすることはなくなりました。

と思いきや

とある日、私は夜勤中の1時間半休憩で再び寝過ごし一緒のフロア担当になっていた先輩が先に排泄介助に入っていた為、後から排泄介助に合流。

介助終わりで先輩に会い何も言われなかった為、何ごともなかったかのようにしていたら

 

『コジ、寝坊しただろ?』

と言われた。

くそぅ。ばれてたか。←この思考のやばさね。

『こうゆう時はなんて言うのかな?』と言われてから謝るという実に最悪の後輩である。

だがしかしこの日から私はもう休憩時間寝過ごすから寝ることをやめたのでした。

昔から極端な私。

 

今は先輩達のおかげで速攻で素直に謝れる人間になりました。


f:id:tamagonokimichan:20210218000007j:image

寝るの大好き。

FAN


『わたし、あなたのファンなの。気質がいいわ。気品があってね』

そう言われた時の私は今からお風呂介助の為、ズボンをまくしあげて裸足のままシコを踏もうとしていたところでした【身体ほぐしですね】

f:id:tamagonokimichan:20210208184825j:image

『きひ、、気品?!』

もちろんシコを踏むのはやめました。

f:id:tamagonokimichan:20210208184622j:image